USドルの現金を為替手数料や両替・引出手数料、銀行送金・着金手数料なしに日本国内およびアメリカで手に入れる方法があります。
この方法を使えば、アメリカドルの紙幣がほぼTTMの両替レートで（なんと、TTSとTTBの中値 + 0.3銭で！）他に一切の手数料がかからずに手に入ります。
- まずはYJFX！で米ドルを両替（現受）する
- YJFX!よりシティバンクのマルチマネー口座に送金（2日ほどかかります）
- シティバンクのアメリカドル口座へ振替
- 日本の場合、シティバンク外貨キャッシュカードを使って、米軍銀行のATM（例：在日米軍横須賀基地外の国道沿いATM)でUSドルを引き出す。
- アメリカの場合、シティバンク対応ATMでUSドルを引き出す。
上記手順に関して、各々の項目のやり方については秀逸な記事があるので、Googleで検索して探してみてください。
そして、手数料がかからない条件としては、
- YJFX!の口座を持っていること。
- シティバンクの口座を持っていること。
- 「シティゴールド」ステータスであること。
- シティバンク外貨キャッシュカードを作ってあること。
- 米軍銀行もしくはアメリカのシティバンク銀行のATMでお金を引き出せること。
この方法を使えば、アメリカドルの現金を日本国内もしくはアメリカでほぼTTMレートで紙幣で入手できます。
「シティゴールド」ステータスになるには、預金1,000万円以上とハードルが高いですが、そうでない場合は2ドルの引き出し手数料がかかるのみです。
FX業者で米ドルを入手できるのは意外だとおもいますが、YJFX!の場合は、FXで用いられる、スプレッドの狭い（TTM±0.3銭）レートでドルが入手でき、それを外貨のまま日本のシティバンク銀行のマルチマネー口座に手数料無料で送金をしてくれます。
米ドル受入側がシティバンク銀行以外だと、着金手数料が徴収されることが多いです。
シティバンク銀行に着金したら、マルチマネー口座から米ドル普通預金口座へ振り替えをしてください。そうすると、シティバンク銀行発行の「外貨キャッシュカード」（米ドル専用）を用いて、直接米ドル普通預金口座から米ドル紙幣を引き出すことが出来ます。
日本で米ドル紙幣を引き出したい場合は、神奈川県横須賀市にある「在日米軍横須賀基地」で、米軍銀行Community BankのATMがメインゲート（正門）横の国道沿いの歩道に面して設置してあるので、こちらを利用します。
基地の一般開放日でなくても、誰でも２４時間利用可能です。なおこのCommunity BankはBank of Americaが後ろ盾で運営されている在日米軍兵士やその家族の為の銀行ですが、ここのATMは手数料が無料で、米ドルが直接引出ができるとの事。
アメリカで米ドル紙幣を引き出したい場合は、現地のシティバンク銀行のATMを利用してください。「シティゴールド」ならば、引き出し手数料2ドルがかかりません。
シティバンク銀行以外のATM（PLUSやSTARロゴ）でも引き出せますが、その銀行から1～2ドル程度の手数料を徴収されることが多いです。
ちなみに「シティゴールド」でない場合は、北米でのATMの引き出し手数料が2ドルかかります。（シティゴールドの場合、いったん引き落とされた2ドルがキャッシュバック）
また、「シティゴールド」の場合のアメリカの銀行への送金手数料は無料になります（シティゴールドでない場合、海外送金手数料が3,500円かかります）が、受け入れ先のアメリカの銀行ではたいてい着金手数料として10数ドル徴収されることが多いので、現地の銀行に資金を移動させたい場合は、シティバンクの米ドル口座からATMで現金を引き出してから、改めて移動先の銀行に現金を預けなおすほうが手数料もかからず得になります。
手順は多いですが、一度慣れてしまえばたいしたことなく、両替にかかる各種手数料を払うのがもったいなく思えます。
北米出張が多い方や、お金の決済が多い方はぜひ試してみてはいかがでしょうか？