先日の投稿では、無事ラズベリーパイにGoogleAssistantをインストールが出来ました。
英語版ではありますがラズパイのGoogleHome化に成功しましたので、次はおなじラズパイにAlexaを入れてみようと思います。
参考になったのは以下のYouTubeページ
英語ではありますが、分かり易く解説されています。
そのあと、自動起動用にシェルスクリプトを作成。
alexa-start.shを/home/pi傘下に作成します。
$sudo nano /home/pi/alexa_startup.sh
それに以下のスクリプトを記入して保存します。
#!/bin/bash
# First terminal
lxterminal -l -e "cd ~/projects/alexa-avs-sample-app/samples/companionService && npm start;" &
# Wait
sleep 10s
# Second Terminal
lxterminal -l -e "cd ~/projects/alexa-avs-sample-app/samples/javaclient && mvn exec:exec;" &
# Wait
sleep 30s
# Third terminal
lxterminal -l -e "cd ~/projects/alexa-avs-sample-app/samples/wakeWordAgent/src && ./wakeWordAgent -e kitt_ai;" &
これを自動起動の為にまずはファイルを実行可能に変更。
$chmod +x /home/pi/alexa_startup.sh
そしてこのalexa_startup.shが自動起動するよう設定を行います。
sudo mkdir /home/pi/.config/autostart
sudo nano /home/pi/.config/autostart/.desktop
そして.desktopファイルは以下のように編集して保存します。
[Desktop Entry]
Comment=AlexaHomePi
Exec=/home/pi/alexa_startup.sh
Name=alexa_startup.sh
Path=/home/pi
Type=Shell
これでリブートをすると、3つのターミナルが自動起動して、Alexaがスタンバイ状態になります。早速アレクサに声をかけてみてください。
さて、これで順調にインストールできたのですが、GoogleAssistantとの共存では、オーディオデバイスが先に入っているものに占有されてしまうので、このままではAlexaは介入することが出来ません。
そこで参考にしたのが、こちらのページ。
https://qiita.com/Dimeiza/items/2dcd6c48a9c0b02ccf2c
まずはpulseaudioをインストール
sudo apt-get install pulseaudio
sudo apt-get install pavucontrol
pulseaudioをインストールした後、.asoundrcを改編します。
sudo nano /home/pi/.asoundrc
以下のように置き換えます。
pcm.pulse {
type pulse
}
ctl.pulse {
type pulse
}
pcm.!default {
type pulse
}
ctl.!default {
type pulse
}
あとはpulseaudioを起動し、適正なソースを選択したら入出力デバイスが機能するようになります。
これでできたAlexaPiをクルマに搭載して動かしてみたのが以下の動画になります。