昨日25日のクリスマスの日、東京･品川ではライブドアの株主総会が開かれたが、私もささやかながら1株主であるため出席してきた。
会場は、芸能人の結婚式などでも用いられる、新高輪プリンスホテルで行われたが、今年の出席者は5000人を越えたらしく、その顔ぶれも20?30代のカップルから小中学生くらいの子供連れ、お年寄りと老若男女バラエティーにあふれるものであった。
総会自体が日曜日と参加しやすく、また入場時にお茶とボールペンを配るなどちょっとした気遣いがあり、また待合ホールでは株主抽選会やライブドア出展店舗による商品見本市が行われるなど、株主を飽きさせないような工夫もみられた。
株主総会はコンサートさながらに設営された舞台と大画面モニターが設置された。
第1会場だけでは人が入りきらずに、3000人は入りそうなライブ中継で結ばれた隣の第2会場でも立ち見が出るという盛況ぶりの中で行われた。
総会の中では、ニュースでも話題になった1株あたりの2円配当を巡る議論やそれに対するホリエモンからの説明、株主からの経営スタンスに対する賛辞と批判、将来の経営ビジョン等がホリエモンから直接聞けるなど、結果的にはすべての議案が可決されるも、一般的な「強行採決の株主総会」とは一味ちがう興味深い株主総会であった。
会社の株主に対する姿勢や、総会に対する株主価値を考えさせられ、従来の（典型的な）株主総会とはまた違った雰囲気を大いに楽しむことができた1日であった。