初めてつくばエクスプレスに乗ったが、これが結構快適。
ボックス席(4人がけ)のいすには、飛行機の非常口座席にあるような、肘掛から出てくるテーブルまで付いている。
途中、守屋で乗り換えるが、まだまだつくばエクスプレス沿線は開発途上で、ここの駅前も更地ばかりで何も無い。しかたがないので、駅舎内にある立派なフードコート(!)で昼食を取る。
ここからは関東鉄道常総線に乗り換えるが、これがかなりローカルな路線で、関東でも珍しく電化されていない列車である。
水海道から先の下館方面は、1両編成のワンマンレールバスが煙を出しながら音を立てて走っている。
降りた駅はその名も「三妻」。夏休みだからか、駅舎事務室内では、駅員さんの奥さんらしき人に子供たち(?)が無邪気に遊んでいる。
まぁ、停車する列車は1時間に1本程度で、毎回数人も利用しないような駅だから、そんな風でも良さそうな感じではあるが、ちょっとばかり仕事のやりがいと家庭の大切さについて考えさせられてしまうのであった。
出張とはいえ、のどかな雰囲気で気持ちも和むのミニ旅行だった。