昨日は長野県佐久市に行ってきた。今日は、帰りがけに国道141号線を南下し、野辺山高原を通ってきました。
野辺山といえば、日本の鉄道の最高標高地点がある場所と聞いている。他にも高原野菜でも、電波天文台がある事でも有名である。
まず立ち寄ったのは、小海線のJR野辺山駅。ここは駅として日本で一番標高の高いところにある駅であるという。その標高は海抜1346.7メートル。
野辺山駅よりさらに清里方面へ2キロほど南下すると、日本の鉄道路線としての最高標高地点(海抜1375メートル)がある。
スイスで高原鉄道に何度も乗っているHarryにしてみると、この標高で鉄道最高地点というのは少々驚きでもあるが、それだけ日本では標高の低いところに多くの人が住んでいて、高原に鉄道の需要が少ないということであろう。
さて、最高標高地点は、踏み切りになっているが、その周りには石碑があったりレストランがあったりと、ちょっとした観光スポットになっていて、ここには自分以外にも、家族連れなどが立ち寄っていた。
石碑には「幸せの鐘」なるものがあったので、こんなもので幸せになれるのなら、と思いつつ私も鳴らしてみた。
電車は2時間に1本程度しか走っていないので、皆で線路の上で写真を取ったりしている。
先ほどの野辺山駅の時刻表より、次の電車までまだ1時間以上ある事を知っていた私も、一枚線路の上で写真を取ってみた。ローカル線だからこそできる1ショットである。
・・・ん?ちょっと待った。
駅に掲示されていたパネルの写真をよく見ると、「JR線の中で最も高いところに」とある。
ではいったい日本の鉄道で最高地点の駅はどこなんだろう、とウィキペディアで調べてみると、立山黒部貫光立山トンネルトロリーバスと立山高原バスの室堂駅というのが標高2,450mで日本最高地点の駅だという。
トロリーバスながら、鉄道事業法上で駅として扱われる場所なので、どうやら室堂駅が日本最高地点の駅になるらしい。
しかしながら、純粋に「鉄道=鉄の道=線路のある路線」として考えるなら、やっぱり野辺山駅が日本最高地点であることには「まちがいない!(長井秀和風)」