PSXの修理が馬鹿高いので、自分で分解修理にトライ

5年前に購入したソニーのハードディスクレコーダー・PSXが最近DVDの読み込みに失敗したり、HDDからDVDへの書き出しができない(初期化に失敗)したりするようになった。

DVDの読み書き以外は問題ないので、わざわざ同じようなレコーダーを購入するのはどうかと思い、ソニーのサービスセンターで修理を依頼してみることにした。

ソニーに電話をかけると「修理には最低基本料金として1万8千円、見積もりを作るだけでも1000円、家への集配で2300円必要」とのこと。

なんとも高い修理に呆れてしまい、自己責任で自分で分解してヘッドのクリーニングに挑戦してみることにした。

まずは、PSXを綿のマットの上に裏返しに置きましょう。(絨毯やナイロンだと静電気で基板を壊す可能性があるので注意。)

次に、「剥がすな」と書いてあるラベルを剥がします。
この時点で、あなたは「自己責任」においてPSXを分解することに同意したことになります

シールを剥がした裏に隠れてたのと、他に3箇所の計4箇所のプラスチックのねじ隠しのふたをマイナスドライバーでこじ開けます。
また、ゴム足の裏にもねじが隠れているのでこれも取っておきます

これで、PSXの裏面から8箇所のねじ穴が出現しますので、これを全部はずします。
ねじは長いものと短いものがあるので、場所は覚えておきましょう。

ねじをはずすと、裏面の2枚のパネルが両方はずせます。手前側のパネルは、左右両端の切り欠きにマイナスドライバを差し込むと取りやすいです。

次に、PSXをひっくり返して、PSXのシリアル番号が書いてある側より引き上げます。その際はフラットケーブルがつながっているのに気がつきますので、これを前もって引き抜いておきましょう。

カバーが外れるとこんな感じになります。埃などはこの際掃除機などで吸い取ってしまいましょう。

次に、ディスクの挿入口右側
の基板の小さいねじをはずします。

この基板についているフラットケーブルもはずします。

ピックアップを覆っている部分は4箇所のねじで止っていますので、これをはずします。

これでピックアップが見えるようになりました。左側の黒いのがPS2用、右側の白いのがDVD用と、2つのピックアップを利用しているんですね〜なんとも贅沢!!

あとは、綿棒にアルコールを軽くつけて、ピックアップのレンズを磨いてやればOKです。

私のPSXは、この後DVDの読み込みも、DVDへの書き込みも見事に改善しました

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