今日自分の親類より、不要となってゴミとして捨てられる寸前のWBR-B11を入手した。
無線LANとしては11MBpsと低速ではあるが、まだ使い道が有りそう、ということで今日はこれにTomato Firmwareを入れることにした。
Tomato Firmwareのページより入手したファームウェアは、そのままではWBR-B11の管理ページのファームウェアアップデートからは使用できません。また、展開したフォルダにあるバッチファイルも残念ながら自分のWBR-B11では使用が出来ませんでした。
そこで、ダウンロードしたファームウェアファイル群中のtomato.trxに、バイナリーエディタ(自分はDump4wを使用した)を用いて、WBR-B11のヘッダ情報
26バイト分「WBR-B11 2.23 1.01_Kopt.filelen=3100672」を挿入して、ファイル名をwbrbg_223とリネームする事で、オリジナルファームウェアに扮してTomato Firmwareをインストールすることにした。
左がヘッダ情報追加前のtomato.trxファイル。右がヘッダ情報を追加したものでwbrbg_223にリネームしたもの。
これをWBR-B11の管理ページよりインストールすることで、Tomato Firmware 1.25のインストールが無事完了します。
管理ページは、http://192.168.11.1/ で出現し、ユーザー名root、パスワードadminで下の管理ページが出現すればOKです。
なお、WBR-B11であっても、Tomato FirmwareのステータスページではWBR-G54と表示されるようです。
これで旧型無線LANルーターもパワーアップしいろいろ使い道が出てきそうです。
なお、バイナリーエディタで編集するのは大変という方のために、オリジナル管理画面よりアップロードできるTomato Firmware 1.25をダウンロードページに置いておきましたので、自己責任の範疇でご利用下さい。
追伸:
ファームウェアアップデート後のIPアドレスは192.168.11.1と従来のWBR-B11のデフォルトを引き継いでいるようですが、ハードウェアリセット(リセットボタンを押しながら電源を入れる)をかけた場合は、IPアドレスは192.168.1.1になるようです。