DriveImage2002をインストールした後、以下のようなエラーが出現するようになってしまったが、解決方法がわからずにしばらく放置していた。
Err5 : Error finding VFLOPPY.SYS
Err8 : Fake Floppy driver not found
Press any key to boot active partition
毎回起動時にこのエラーを見てキーを押さなければならないのにいよいよたまりかねて、解決方法を探すことにした。
どうやらこのエラーは、(1)仮想フロッピーディスク用ドライバーファイルがWindowsXPのファイル圧縮機能によって起動時のDOS環境で読み取れなくなっていた、もしくは(2)MBR(マスターブートレコード)の損傷、のどちらかが原因だったらしい。
その場合は、以下の方法で解決できます。
(1)の場合
まずは、エクスプローラーでc:\Program Files\PowerQuest\Drive Image 2002\VFDを開きます。
そのフォルダ中のファイル名が、もし青色の字で表示されていれば、それが圧縮されているファイルです。
VFLOPPY.SYSを含むすべてのファイルを選択し、マウスの右クリックを押してプロパティを表示させます。
「全般」タブ中の「詳細設定」ボタンをクリックし、出てきた「属性の詳細」ウィンドウ中の、「内容を圧縮してディスク領域を節約する」のチェックを外して、OKをクリックすれば完了です。
(2)の場合
まずはFDDが必要になります。起動ディスクを作成し、FDISKを入れておきます。(Windows98/Meの場合)
Windows2000/XP以降の場合、起動ディスクを作成してもFDISKは入っていないので、以下のサイトよりブートディスクを作成するツールをダウンロードすると、作成することが出来ます。
http://www.allbootdisks.com/download/98.html
次に起動ディスクからブートし、コマンドプロンプトが表示されたらfdisk /mbr コマンドを実行します。
これにより、MBRの修復が可能です。
あとは再起動をしてエラーが消えていればOKです。
出典
Error 5: “Error finding VFLOPPY.SYS” when rebooting to a virtual floppy
マスターブートレコード(MBR)の修復