無料サービス終了のDynDNSに代わる、no-ip

老舗的存在で多数のドメインが選べる、海外無料ダイナミックDNSサービスであるDynDNS。
自宅ルーターにDynDNSのIDとパスワードを登録しておけば、自動的にISPから振られた動的IPアドレスを、自分で選んだサブドメイン名に紐付けしてくれて、ホームサーバー運営などで非常に重宝したものであったが、今年になってからどうも繋がらない。
海外ながら非常に便利で、比較的安定していたが、2010年以降年々無料サービスの内容が貧弱になっていき、最後は1アカウントあたり2ドメインしかもらえず、有償サービスにのみ力を要れて無償サービス提供にかなり消極的になっていたのだが、どうやら無料DNS提供サービスは終了したらしい。

さて、自宅サーバーアクセス用に同様の代替サービスを探している方も多くいるであろう。

そこでお勧めするのが、「no-ip」。
https://www.no-ip.com

ここでは、以下のようなドメインから、自分の好きなサブドメインを選び、それを自宅ルーターの動的IPアドレスに紐付けしてくれる、いわゆるポストDynDNS。

bounceme.net hopto.org myftp.biz myftp.org myvnc.com no-ip.biz no-ip.info no-ip.org redirectme.net servebeer.com serveblog.net servecounterstrike.com serveftp.com servegame.com servehalflife.com

さて、No-IPでの登録・設定手順は以下の通り

1)まずは登録をする。無料のNo-IP Freeで十分なので選択する。
2)メールアドレスを入力し、Signupボタンを押す
3)メールが送られてくるので、リンクをクリックしてアクティベーションする。
4)ログインパスワードやらなんやら設定を行う。
5)ログイン後、https://www.no-ip.com/members/のメンバーページに行く
6)Add a Hostをクリックし、欲しいホスト名を入力、設定する。
7)ほかはそのままで、右下のCreate Hostボタンを押して設定完了。

後はルーターでの設定。

私の場合は、バッファローのWHR-G54SルーターにTomato Firmware 1.28を入れているので、Basicセッティングから、DDNSを選び、そこで no-ip.comを選び、メールアドレスとパスワード、先ほど選んだホストネームを入力し、Force next updateにチェックを入れてSave!

これで、無事自宅サーバーをサブドメイン名で外部から呼び出すことができるようになりました

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