今日は河口湖ちかくまで出張。帰りに富士山によってみようということで、河口湖ちかくの富士登山の吉田口よりいけるところまで行ってみた。
緑のトンネルをどんどん進んでいくと、途中、自衛隊の北富士演習場を左手に見ながら上っていくと、富士山がだんだんと迫力をもって迫ってくる。（残念ながらこの日は山頂には雲がかかっていた）
近づけば近づくほど富士山全体が見えなくなっていくのは、自分がそれ自身に近づいている証拠でもある。
車で吉田口より走ること約40分で、富士山4合目（標高2100m地点）に到着。これより先はゲートで閉じられていて一般車両は通ることができない。
近くで山菜を取っていたおばさんが言うには、五合目まではもう近いとのこと。しかし私はちょっと寄ってみたかっただけなので、これで自分の富士山プチ登山は終了。
帰りの下り道の右手に、なにやら水を汲んでいる夫婦を発見、ここではきれいな湧き水がでているとのこと。私も車を止めて立ち寄ってみた。
看板には「この水は防火用水です。飲料用ではありません…」云々書いてある。
話に聞くとこの看板は、あるテレビ番組でここの湧き水が紹介されたあとに、ここでバーベキューをしてごみを散らかす一部のマナーの悪い若者たちが集まるようになった為、そういう人を排除するために設置されたとのこと。
その事を聞き、安心して試飲してみると、実際はとても冷えていておいしい水であった。ちなみにここの湧き水の水源は、とあるビール工場まで引かれているという。
この湧き水の場所をさらに森に分け入ると、その先には山中湖を一望できるスポットがあった。
今回は時間がなかったので、吉田口を入ってから出るまでわずか1時間程度のドライブではあったが、時間があったらもっとゆっくり自然を満喫したいものである。